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- レーベル:英 HELIODOR
- レコード番号:89804
- オリジナリティ:ステレオ盤
曲目: ドヴォルザーク: ヴァイオリン協奏曲、スケルツォ・カプリチオーソ
ヴァイオリン: ヨハンナ・マルツィ
- 指揮: フェレンツ・フリッチャイ
- 管弦楽: ベルリン放送交響楽団
- 指揮: カレル・シェイナ
- 管弦楽: チェコ・フィル(スケルツォ・カプリチオーソ)
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女性が最も女性らしかった時代があった。戦後の日本では女性とストッキングが強くなった、と言われています。同じように、地震、雷、火事、親父から、怖いものが親父が無くなって久しい。男顔負けの代表と言えそうなのがチョン・キョン・ファでしょうか。
エリカ・モリーニや、ヨハンナ・マルツィが愛されているのは、女性ヴァイオリニスト皆がみんな、チョン・キョン・ファを目指しているようなところがあるからかも知れませんね。
ビジュアルな一面をアピールしているばかりの今の様子が変わることはないとは思います。ヨハンナ・マルツィ、エリカ・モリーニの写真が残されていることは嬉しいことですし、演奏が聞かれ続けていくことは素敵なことです。
ヨハンナ・マルツィがドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を録音したドイツDGのレコードはジャケットだけでも素敵なんだけど、ぼろぼろなのに2万円以上になります。二年ほど前にオリジナル盤を紹介した事があるけれども「良いけどねえ」と返事は帰ってくるものの、容易に買って貰えませんでした。
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試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
1969年発売。マルツィと言えば芯が通り、響きが透明で、然も音楽が優しい正統的で端正な演奏をすると言うのが評価としてありますが、ここでは同郷の指揮者フリッチャイをむかえて結構情熱的な面を見せています。こういうしみじみとし、しっとりとしたヴァイオリンの演奏はもう現代では聞くことが出来なくなりました。
録音は50年代のモノラル録音を、69年にステレオ化したもの。ヴァイオリンは真ん中に定位しますが、オーケストラはそう広がりません。
英プレスということもあって、ヴァイオリンはドイツ盤よりも艶と品のある音。
- 盤はプチ音も無く、大変良い状態で鑑賞できます。
- ジャケットは正面コーティング、裏面上下に若干のスレがありますがやぶれ等はありません。
オリジナルのドイツDG盤は超高価なレコードですが、この盤でも充分に楽しめます。
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